古い街並みに配慮した、自然素材の家 奈良県香芝市(新築木造軸組住宅) 主な仕上げ 外部:いぶし瓦、土壁風掻き落し、敷瓦、版築塀 内部:大津磨き、土なでもの仕上げ、荒壁、タナクリーム、杉板 構造設計:守時建築構造事務所 施工:徳矢住建㈱ 特殊左官:みなみもり(雨松宏樹) 金剛山地、竜門山地、笠置山地に囲まれた奈良盆地は夏は暑く冬は寒い所です。奈良の良き風景が残る場所に慎ましく建っています。 いぶし瓦の切妻屋根、土壁風掻き落しの外壁。周囲に馴染んでいます。 南側は、瓦現しの外縁空間がこの家の快適で重要な半外部の心地よい居場所です。 南の庭・畑に大きく開き、光が差し込み、家中風が通り抜け、開放的なつくりになっています。 構造材は、地元奈良県産の天然乾燥のスギで、赤み掛った色合いとほのかな香りが 気持ちを和らげます。